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まとめの季節

早いもので、今年もあと1か月と少し。そして、もっと早いもので、娘も高校2年の冬を迎えています。高校生になってからの月日の経つのが早いこと早いこと。本当に、あっという間に時間が過ぎて行ってしまいますね。

小中5年間、電池の研究を続けていた娘ですが、高校では化学部がなかった事や、少し別の分野にも挑戦してみたいという事で地学部に入部しました。競技かるたもあったので、そっちにするかな?と思ったのですが、「グループ研究がしてみたい」と入部したようです。

個人で研究していた時とは、やはり勝手が違うので。本当に、いろいろ苦労したようです。この一年半は、本当に、よく怒ったり泣いたりしていたなぁ~・・・でも、もう高校生ですから、親のでる幕などありませんし、ただただ見守る(時に、思わず口出してケンカする・・・)中で、個人では経験できなかった「部活」ならではの人間関係や研究の仕方で、ずいぶんと揉まれて成長したなぁ~と。最近では、ずいぶん立派な?先輩になり、頼もしさすら感じるようになりました(笑) 

やる気だけが空回りし、うまくいかない事が多く、「部活やめて、自分の研究する!」と、何度となく言っていましたが。頑張れたのは、スペーススクールや昔からの理数仲間とのつながりの中で、「でも、研究が好き」「わかる事は楽しい」という思いが、ずっと生きていたからだと思います。

2年生になり、部の中心学年として後輩たちと、横から聞いていると「愉快な珍道中?」のような研究生活が始まり。へっぽこな先輩ですが探究活動に集中した夏になりました。研究そのものも、行き詰ったり、先が見えなくなったり・・・と、なかなか大変。へこたれそうになっていた時に、とある事業で1週間、マレーシアに派遣されて行ってきました。

ここでは、20ヵ国以上のサイエンス好きな高校生・大学生が集まり、講演を聞いたり、他国の人達とテーマを与えられポスターを作り発表をしたそうです。公用語は英語。娘はニュージーランド・オーストラリア・中国二人と5人チームで環境問題についての解決策を話あうテーマでポスターを作り発表した所、部門一位を獲得してきました。オーストラリアの子のアイディアが素晴らしかったそうですが、片言?の英語でも意見が言えて通じたよ。言葉が多少不自由でも、国が違っても、同じ問題について一緒に話し合う事でアイディアや解決策が見つかったり・・・と、とても貴重な体験をしてきたようです。熱意のベクトルが同じなら、お互いの相違は問題でなくなる・・・と感じたようです。他の国の子たちとも交流をし、ベトナムやインド、キルギスやマーシャル諸島の子とも友達になってきましたが、アジア諸国の若者の、科学への熱意のすごさ。知る事への貪欲さ。小学校の頃、ひたすら楽しく実験をしていた頃の気持ちを、思い出した・・・と、帰ってきました。オーストラリアチームの子たちには、ずいぶんと可愛がってもらったようです(身長差が親子・・・)

帰国してからは、ますます部活にのめり込み。九月も後半。きらっきらした顔をして帰ってきて言うのに。
「お母さん! できたよ! みんなで話しあって一つ問題が解決したんだ! これがやりたかったんだ! できたよ!」
どうやら、行き詰っていた研究の物理的な問題が、後輩たちと喧々諤々話し合いの結果、ひらめいた!子がいて、解けたんだそうです。この話し合いが、ものすごく面白くて、楽しくて。「あぁ、部活で、コレがしたかったんだ。」と、思ったそうです。

「グループ研究がしたい」と言う、部活に入った目的が、やっと達成した。本当にうれしかったようでした。一時は、論文の形にする事さえ無理だろうと思われた研究でしたが、みんなで解決の糸口をつかんだ!そんな体験だったようです。

一つの大会では早々に予選落ちしてガッカリしていたのですが、他の大会で、その研究が全国大会に行ける事になりました。今は、全国大会に向けて、頭も身体もフル回転の状態が続いています。直したい所もいっぱいあるし、ポスターも修正したいし、何より発表練習をしなくちゃ・・・。周りはテストや修学旅行の話で持ち切りなようですが、娘の頭の中は、研究発表の事で、いっぱいのようです。

先日は海岸の測量調査に行って、髪の毛の奥まで砂だらけで帰ってきました。「ふあー!楽しかったぁ~!」と、こたつに潜り込んだので、慌てて風呂場に追いやりました。もちろん、玄関も靴も服も砂・・・コレで電車に乗って帰ってきたのね(涙)

ジャリジャリと。世の女子高生とは違うイメージの学生生活を送っているようです(汗)

この全国大会が、一つの大きな節目になるし。頑張ってきた「まとめ」になります。勉強やら女子力?やら、いろいろ目をつむる所はありますが、とにかく、全力で走り切ってくれるといいなぁ~・・・って、応援しています。



「部活」での研究で学んだ事は、「ままならない事に、自分が、どう対応していくか」という事だったと思います。特に、人間関係・・・。組織で研究をしていくのには、一人でやるのとは違った難しさがあります。研究に対しての「やる気」の温度差や言葉不足から、いろんな衝突もあったようです。優秀な後輩君たちに、ずいぶんと救われてきたようです。感謝です。

一人じゃないからこその難しさと。一人じゃないからこそ大きな問題にも取り組める。意欲がある人達が、それぞれの個性と知識を活かしあう事を、すごく学んだのだと感じます。

先輩から引き継いだ、もう一つの研究が賞を頂き、受賞スピーチを娘がしてきました。

「・・・実験を行ったり、考えたりすればするほど、新たな課題や疑問が沸き上がってきました。・・・研究を通して、自分たちの身近にはまだ「わからないこと」がたくさんあり、それに立ち止まって考え、追究することでまだ知らない世界を知ることができる大変さ、楽しさを知りました。」

一度は、先生から添削した時に消された文だったそうですが、研究に関して話すとするなら、やっぱりこれだよなぁ~・・・って思って、本番で言っちゃった!と言ってました(笑) 彼女にとっての、原動力は、ここなんだなぁ~。
Secre

プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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