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感謝と。

突然の訃報でした。娘が大変お世話になっていた科学館の館長さんが、急逝されました。

娘はその日、物理チャレンジの実験で、学校に10時過ぎまで残って実験をしていました。友達からLINEが来て、本当に驚いたそうです。あばれはっちゃく(ダンナ)が迎えに行っていましたが、帰路、「信じられない」「何かの間違いでは・・・」と。何が起こったのか、にわかには受け入れがたいようでした。私もです。

お通夜でお別れをして、初めて、悲しみが心に突き刺さり。エレベーターに乗った途端、娘がボロボロと涙を落としました。折々で科学館に顔を出してはお話ししていたし。今年の理科研究発表会で県大会に行けば、また会える・・・と思っていたのに・・・。館長さんご自身も、まだまだ、やりたい事がたくさんあった事でしょう。本当に、本当に、残念です。

帰りの車の中で、娘と、小学校の頃からの、館長さんとの想い出話をしていました。小5で、初めて自由研究をしようって話になった時には、一生懸命、お話しを聞いて下さったね。こんな事、言ってたよね。あの時は、こうだったよね。何より、娘たち理科好きの子が、その気持ちを大事に育てられる場所を、しっかりと作って、守って、育てて下さったね。娘が今、こうして、「理科が好き」「化学が好き」「研究が好き」って言えてるのって、館長さんを初めとする科学館の方達や、出会った方々や仲間に、本当に、支えられて、育まれて来たんだよね。

私は文系で、学生時代には理数科目には興味もなく過ごしてきてしまいました。娘の子育てをしていく中で、「好きを伸ばしたい」とは思っていましたが、まさか、娘が「電池の泡」にここまで固執?して執着?するとは思わなかったし、絵画や音楽の方面に進むのかと思っていたので、理数科に進む事にも、親としての迷いがありました。

先日も、理数科の女の子を持つ親御さんと話しをしていたのですが。「女の子が、そんなに頭が良くてどうする?」「東大や、あんまりいい大学に行ってしまうと嫁の貰い手がなくなる。」「頭がいくら良くても、女の子じゃねぇ~」「理系なんて行かなくても、それだけ頭がいいんだから、公務員になればいい。」と、祖父母や親戚から言われる事が多くて辛いね。学校でも、同級生の男子君たちに、「女に負けるのは嫌だ」「女には、勝つ!」とか・・・意外と、頭のいい男子君たちの方が、思春期も相まってか、へんに意識しちゃって「女のくせに」って思ってたり、攻撃的に言われる事もあるみたいだね。ただ、本人たちは、好きな事を、一生懸命、やりたいだけなのにね。リケジョ・リケジョって、変わり者扱い?優遇?されたいんじゃなくて。ただ、同じ土俵で、学問や解りたい事を、語り合ったり、高め合いたい。それだけなんだけどね。文系の賢い女子より、理系の賢い女子の方が、世間の風当たりがキビシイような気がするのだが・・・。これ、なんなんだろうね。

娘は、親が文系で、理系の知識が乏しくても。科学館という学びの場所があったから、すくすくと、好奇心の芽を育てて頂く事が出来ました。館長さんのような、素敵な理系女性さんが、活き活きと活躍されている姿を、間近で見て、感じてきていたので。外野が何を言おうが、「好きは、好き」と、言い切れた。私たち親も、自分は知らない世界だけれど、娘の「好き」を、応援しようと思えた。本当に、この出会いがなかったら、娘の「今」は、なかったんだろうな。

ありがとうの言葉だけでは、言い切れない。伝えきれない想いがあります。もっともっと。近くで学ばせて頂きたかった・・・。

ご冥福をお祈り申し上げます。

No title

 他の動物に比して、人間のすごいところは、その個々の人生の時間を超えて知識や文化を後世に伝達できることと、それを良くも悪くも更新・刷新出来ることだと私は思います。
 なので、与えられたコト…知識、考え方、視座、如何に実現するか、などを如何に善い形で、与える側として心得えて与えられるか、が残されたものにとっての責任となります。科学者の多くが持つ問題点は、「伝える」ことは出来るのですが、「広める」ことに弱い事です。こういう時に実は文系の才というのがある、或いは共同でいる中で文系の人が居る、というのは科学にとってとてもありがたい事なのです。伝える上手さで劣るな、と読書の中で感じます…正しいか正しくないかがたまに怪しかったりしますけど…。なんちゃってさんは、サイエンスコミュニケーションのなかでファシリテーターとしてやっていかれては?と思うときがあります。

 私が科学者のはしくれとして、論文を書き続けなければいけないのは、それが研究費の領収書であるだけでなく、その時代の限界の中で、後に伝えなければならない事項であるからだ、とこの頃はつとに思うようになりました。光学に関しては最初にして最期までトップランナー、ポピュラーサイエンスとしての天文学の書籍に関しても相当の啓蒙書を書いてこられた故・吉田正太郎東北大名誉教授の思いを何となく感じております。科学者としての今を語るなら、私には吉田先生なくして今はなかったでしょう。

 ・・・しかし、ヨノナカに未だに理系で女性は云々って偏見があるのには、私にはお前ら何10年(世紀?)前の人間だ?と思ってしまいますね。生態学は21世紀に入った時には、10年遅れて土壌肥料学会でも女性の院生さん、ポスドクさんはぐっと数が増え、かつ発表内容の質に男女差を覚えることはないです。定職のポストの少ないことが最大の問題ですが、きちんと研究できる人材の母数(或いは候補者)に占める女性の割合は随分と増えています。定量的には示せませんが、感覚的には2-3割は女性じゃないかな?女性で理系は家政学や食品学の一部…なんてのはもう過去の遺物です。
 ちなみに今の私の研究室長は男ですが、女性陣からは「女子力も高い」と評価されています。

M氏さん♪

館長さんの意志や想いは、形を変えて、娘の中にいるのだろうな・・・と、思っています。その後、ひと言も、先生の事は言いませんが。先生の動画やFacebookを見た履歴が残っていて・・・時折、覗いているんでしょう。娘なりに、この出会いを大事にしていくのだろうと思いました。

M氏さんにも、想いを受け取られた先達がいらっしゃるのですね。お別れするのは、本当に辛いけど。心に残った方が、何かを成し遂げて繋げてくれるとしたら、それは故人にとって、嬉しい事なんだと思います。

サイエンスファシリテーターですか?あまり、想像がつきません。M氏さんのように「理解している事を解りやすく伝える方法を考える」・・・というより、私の場合は、本当に、「ホントかどうか解らないけど、ザックリ理解した」・・・事を書くので、簡潔にならざるを得ないんですよね(笑) でも、そう言って頂けて、嬉しいです。

地域柄もあるのかもしれませんが、まだまだ「女のくせに!」の声は、大きいように思います。「嫁の貰い手がない」は、結構、実際に言われますし、「化学をやると、丈夫な子どもが産めない」と言われた事もあります。まずは「身近な世間の声」をスルーする力(戦う気力はないので・・・)をつけないといけない分、なかなかハードルあるなぁ~っていうのが、実感です。

女子力高い所長。いいですネ(笑)

Secre

プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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