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真っ白な

今、食卓の上に、一冊の本が置きっぱなしになっています。さっきまで3本のしおりが挟まっていました。家族3人で一緒に読んでいるんですが。先程、一番ヒマのある私が、真っ先に読み終えました。これで、しおりは2本。珍しく、家族三人で読みたくて買った本です。

真っ白な表紙は、身の潔白を表しているのか。薄い黒の題字は、香典袋の薄墨を連想してしまいました。

 あの日 小保方晴子 講談社 1400円+税 」

小保方さんは、一連の報道で、すっかり有名になってしまいましたが。こうして、自分の意見を言える機会が持てたのは、良かったなぁ~というのが、率直な気持ちです。

割烹着を着て、「美人のリケジョ」さんとして登場した時には、レベルは全く違えども、娘などは、「小保方さんみたいに、可愛いリケジョさんだねぇ~♪」なんて言われたり。「あんなにスゴイ子がいるんだね。目指してね♪」と言われる事が多かったです。そして、不正等が取り沙汰されてからは、逆に、「ああなっちゃダメよ」「しっかり記録してる?」なんて。小保方さんの話題を持ちだされる事も、とっても多かったです。だから、あまり人の話には興味がない娘が、出版の話を聞いた時には「欲しい!」と言い。今、スキマ時間に読み始めています。

娘と報道を見ながら。「そうは言っても、娘の自由研究レベルでも、一人で全てをするなんて事はないし。まして、理研だし。規模が全く違うのに、どうして、この問題が小保方さんだけの話になるんだろうねぇ~。」と話していたので。

ここで話されている事は、彼女の視点だけだから、全て鵜呑みにしようとは思わないし。善悪の判断をしようとも思わないけれど。読んでみて、理科好きの娘を持つ親として、考えさせられる事が多かったです。

小保方さんが、細胞の状態の変化に目を見張って夢中になっている様子と。娘が電極から出る泡を、キラキラした目で見つめていた時の様子が重なって。時折、せつなくなりました。

また、新たな場所で、小保方さんの望む生活への再出発が出来ますように・・・と、祈っています。

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この一件以来、「実験の記録を取る事」「引用文献は引用が解るように記載し、引用文献を明記する事」の指導が、何回かあったようで。娘も「実験ノートもどき?」を作っています。まだ、メモのようなもので、ちゃんとした書き方は解らないんですが、計画や気がついた事、調べた事などを書き散らしています。引用情報についても、「ネットで少し調べただけで信じるのではなく、必ず根拠となる論文や著書等を調べ、様々な視点から見て理解を深めてから使用する」と指導されてます。まぁ、以前から言われてはいたのですが・・・反面教師といった所でしょうか。

本の中に、実験から論文作成の過程で、論文のストーリーが大まかに出来上がっていて、写真やデータなどを仮置きし、関連性のあるデータを選んで入れ替えていく手法が取られていた事が書かれていて・・・よくある手法なのだそうですが、ミスは出るべくして出たのだな・・・と、感じました。

論文にはストーリーとインパクトが必要なのは、理解できるのですが。根本となるデータを、どう、ピックアップしていくのか。そこには研究者の「視点」や「姿勢」が、大きく関与してきます。

レベルの全く違う話ですが。昨年の娘の実験は、思ったようにデータが取れず、バラツキがあり、それをどう処理していくのか・・・という事で、随分と苦労していました。いい結果だけを切りとって、「結果が出た」とする事もできる。データの切りとり方、「有効」の考え方によって、論じていく事は可能です。娘は「こういうデータはとれたが、結果とはいえない」と、結論づけました。論文としては不完全なものですが、そこから学ぶ事は大きかったです。

利権が絡むと・・・違うんでしょうかね。

「科学的に、どうなのか?」 条件や手法、それが唯一の結論なのか。そう問い続ける事が、大事なんだな。

STAP細胞関連の報道では、教授たちとの不倫だとか不自然な関係だとか・・・同じ問題が男性研究者だったら、取り沙汰されないような話があげられて。若くてキレイで聡明な女性として持ちあげ、その後のバッシングを思うと。コレって、女性蔑視だよな・・・とも、思いました。

理系女性育成関連の本を読んでいると。時々、「男性ばかりの研究者ではでない女性ならではの発想を求めたい」と書かれていて。「女性ならではって、何?」って思って読み進めると。ファッションやデザイン性とか母性とか、求めてられてる事があり。「このヒトは、勘違いしてる」と、思う事がよくあります。

だいたいが、女性だからみんなファッションに気をつかってて、母性が豊かなワケではなく。人、それぞれ。それに、ファッションセンスを磨いてる人が、どれだけ努力してるのか、知ってるの???他の研究者に負けないように本業で努力して、かつ、そんなモノまで求める???ソコが欲しければ、その能力の高い人とコラボすればいいだけじゃん!!!だいたいが、イマドキは、ダンシだって、すごい女子力高いヒトがいるじゃんね。
女性研究者を増やしたければ、他の業種と同じで、子育てと仕事を両立できる環境が整った職場が、たくさんあれば、みんな目指すよね。

あ・・・脱線しました(汗)

娘が読み終わって、どんな感想を持つのか・・・聞いてみたいです。

No title

 私が大学の頃、natureやScienceに載って、のちに間違いであることや追試で否定された記事を集めている人たちの活動が、疑似科学特集で日経サイエンスに紹介されていました。そんな昔のことを覚えている人はそうそう居ないと思いますが。
 このマスコミが引き起こした事件により、先ず第一人者を自殺に追い込んだことで日本の再生医療は世界のモードから著しく遅れをとることになったことと、「外部刺激による細胞の初期化」という先進国ならやってる人がそれなりに居る分野に日本では空白が生じたことこそが問題でしょう。ともすると(先進)各国でも予算の冷え込みがあるかもしれません。
 裏返せば、マスコミには科学に対するリテラシーが皆無でありジャーナリズムも無い、ということの表れでもあります。

 需要と供給なのか、文科省通達なのか、この10余年の中である程度の規模の学会では託児所を設けるようになりました。が、一方で女性活躍支援と称して、女性研究者に余計な雑務を増やしているという現実的な問題もあります。
 そして、科学の世界で必要なのは、女性視点ではなく、文系の視点や市居の人の視点で、こうした人に分かってもらえるように物事を説明する方法や考え方をを科学者が得ることです。個人的には根本が啓蒙主義的であったり、進歩主義的な発想は嫌いですが、心を掴む、心に響くことで理解を進めるような話を出来るようになることです。サイエンス・コミュニケーション関係の本で、一種必要なのが全人格的コミュニケーションである、とありました。或いはビジネストーク関係化なんかで、失敗談や下世話な話しをすることも鍵・武器である、と言う一節もありました。廃棄物経済学の女性准教授の人と話していたとき、彼女自身は科学者と交流があるがために、科学にそんなところまで求めますか?と言うようなことを言われましたが、つかみの中では必要になる、と言うのが私の皮膚感覚です。

 ちなみにですが、行政のる人でも研究職でも農学系の女性には美人で、年齢不詳の人が多いです。

M氏さん♪

コメントありがとうございます♪

 この本の中には、執拗に報道陣に追い回される様子や、都合よく煽られていく様子が如実に書かれていて。M氏さんが仰る通り、マスコミが一人の有能な研究者を自殺に追い込んだ事件でもあるのだと思いました。読んでいて、せつなくなりました。

 読んでいて、研究の進み方や、分担など、報道されなかった研究室の様子を垣間見る事ができて。私達のような専門がわからない人にも、なんとなくですが理解する事ができました。コメンティーターの中に、小保方さんは科学で証明すべきなのに、これでは文学者だと言っている方がいましたが。そのカテゴリの分け方は、無意味なのだろうな・・・と思いました。

 専門が細分化されればされるほど、一般の人との壁が出来てきてしまいますね。私は「理数が出来ないから文系」のヒトなのですが。自分の専門分野に対して、文系が得意だったからと言って、キチンと心に響くように伝えられているか・・・と言われれば・・・できてないです。この辺りは、文系も理系もなく。共通言語を模索しながら、コミュニケーションをとる能力が、これから、もっと必要になるんだろうな・・・と感じています。

 朝永先生の本、4冊目に入りましたが、柔らかな口調ですが、事実がキチンと筋道だっていて。こんな風に語れたらいいなぁ~・・・と思います。

 つかみというか。的確な例えであったり。当たり前が覆るような、あっと思う話題も、始まりには大事ですね。

 理系の女子を育てていると。時折、「親や世間が、女子を理系に進む事は意味がないと止めてしまう。嫌いでないのに優秀な子が文系に流れてしまう。子どもさんを止めないでほしい」と言われる事があって。我が家では、本人次第なので、止めようとは思わないけれど、率先して勧めようとも思っていません。子育てはいちにんの大仕事だからなぁ~・・・。

 ちなみに、私は美人とは程遠いですが、違った意味で、年齢不詳と言われています・・・困ったもんです(笑)

 

Secre

プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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