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物理学の周辺

娘さん。第一分野の物理が苦手なようで。薄い問題集を買ってきて、取り組み中です。「見えない現象」は、なかなか理解しがたいのかな? 少し表現が変わると難しいようですね。まぁ・・・私も得意ではないからねぇ~・・・

それでも、頑張って、読んでます。解らないからこそ、面白い!!!(テストないしね・・・笑)

「 朝永振一郎著書集3 物理学の周辺  みすず書房 3000円+税 」

今回は、対談や講演会の講演録が多かったので。解らない所は飛ばしつつも、それなりに?読んでいけました。講演で、話が重複している所もいくつかあったので。何回か、同じ話を聞けば、私にでも、少しは解った・・・かな? 「物理」の理論ではなく「物理の周辺」「雑感」についてなので、読みやすかったです。

「物理学」って、そもそも、何? どういう考え方なの?という問いや。「学者は非常識だ」と言う声に応え。

例えば、物を押して動かしている時に、「目で見えている常識」は、「押すから物が動く」「押さないと物は動かない」という事だ。でも、真空空間だと、力が加われば、止まる事なく動き続けるわけで。動いている物が止まるのには、「摩擦」であったり「空気抵抗」であったり、別の見えない力が働いている。それは、見えない現象なのだから、ある意味「非常識」だけど。力の世界では「常識」になる・・・なんて話は。なるほどね。物理が苦手なのって、「見えない」からなぁ~・・・なんて、改めて思ったり。

ガリレオが地動説を唱え、その知識が、宣教師や蘭学と共に日本に入ってきた時に。日本では、「地球が丸いハズがない」と拒否する人がいる一方。意外にも、国粋学者が「それは、古事記に書いてある。日本人は、初めから、知ってた!」と反応してみたり。学問として理解しようとして頑張った人もいたけど、もう少し、時代が下がるまでは本当には理解されなかった。・・・海外で、地動説が受け入れられるのも大変だったけど、日本に受け入れられるのにも、その国の人の「考え方」で、随分と、捉え方が違うんだな・・・なんて、思ったり。

ノーベル物理学賞のメダルに書かれた、二人の女神の話から。自然と科学についてのお話は。「物理」という学問が、何をしようとしてるのか、象徴的に表してるんだなぁ~・・・などと、思いながら、読んでいました。

「科学者にとって、ことばとは何か」という対談や、「これからの日本の教育」という話の中でも。海外と日本の物理学の発展の経過を踏まえ。海外の人達の探究心や積極性、比べて、日本人の消極的な言葉を操れない所。考え方の違いなど。現在でも、同じような事を言われてるなぁ~・・・変わらないんだな・・・。

朝永先生が若い頃、理研の創成期は、専門分野に関係なく、いろんな人が、いろんな知識を持ち寄って議論をしていく中で、それぞれの仕事にいい影響を与えたり、新しい事に取り組めたり・・・ご本人は老人の回顧録になっちゃう・・・と、度々、言いながらも。合理化や、成果主義ではなく、何を生み出すか解らないような時間が大事だけど。今は、出来なくなった事への、疑問。

科学が発展していく中で。特に、物理の進歩が核兵器に使われていく事への憂いと、科学者として、良心を持たなくてはいけない。知識の使い方は政治や経済にゆだねられる時に、悪い方に行かないようにしていくのも、科学者の役割だと、仰ってました。

講演録なので、語り口調ですし。物理本編の理論ではないのですが。「そもそも、物理って、何だろう?」が。科学の歴史と共に、考え方の変遷や、当時の世論や思想によって変化・発展してきた道筋が、いろいろな視点から語られているのが、面白かったです。

まだ、鏡の中の話は・・・解るような、解らないような・・・何回か、繰り返し出てくる話なので、続編で理解できるコトを期待して、読み進めています(笑)

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なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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