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物理学と私

私の読書時間は、大体、就寝前の布団に入って10分足らず・・・なんですが。こと、物理学関係の本を読むと、一瞬のうちに寝てしまう事が判明しました(汗) どうやら、理解をしようとして、思考を巡らせた途端に脳波がシャットダウンされるらしいです・・・「お話」の所はいいのですが、数字と記号と理論が出てきた瞬間、秒殺の勢いで睡魔に襲われます。のび太君も、ビックリです。

今はご縁がありませんが、将来、不眠になった暁には、物理関係の本を枕元に常備しようと思います(笑)

頑張って、昼に読みました。

「 朝永振一郎著作集2 物理学と私 みすず書房 3000円+税 」

難解な部分は寝てしまいますが。朝永先生の著書は、説明がとても噛み砕かれていて、優しい言葉で書かれているので、読んでいて、とても心地いいです。この本では、物理学の考え方について、物理のよもやま話。考え方の話。東京理大でのセミナーでの講演と討論会の記録。朝永先生と親交のあった方々への、主に弔辞が掲載されています。

物理のよもやま話の中で。私は高校で物理は選択せず、この年まで、中学物理が知識のマックス・・・でしたので。娘の友達の御両親が「理論物理をしてました。実験の方じゃないんですよね。」なんて言われても、全くピンと来なかったんですが。朝永先生のお話の中で、物理と数学の結びつきや世界観。物理という学問(概念)が生まれてきた経過や、物理学者という方々が何を考えて解明しようとしているのか・・・が、ものすごく大雑把な感覚でですが、自分なりに腑に落ちました。

朝永先生の時代は、研究時代が戦時下だった事もあり。その後、物理理論が解明されていく事で、結果として、核兵器が作られ兵器として使われてしまった。「探究」とは、人類の知的好奇心そのものではあり、解明されていく素晴らしさと。科学が進歩したからこそ、使い方によって甚大な被害を及ぼしてしまう事への恐れと怒り。そんな複雑な気持ちが、読み取れました。

朝永先生が御存命中に、原発の事故を知ったら、なんて仰ったんだろうな・・・。

小谷正雄さんが解説を書かれていて。その中に、戦時中に若き日の朝永先生と、静岡県島田市でマイクロ波の発振管と磁電管の研究を2年ほどされていて。昭和18年の当時は、軍事研究をしているという意識はなかったけれど。その後、広島・長崎に原爆が落とされて、精神的ショックを受けた。目を背けてはいけない、科学を学ぶ物が深く考える問題だ・・・と書かれていた事が印象的でした。

因みに。島田市で行われていたマイクロ波の実験は。地上から敵機をマイクロ波で撃墜する為の装置を開発する研究だったそうですが。当時では実用化されませんでした。その技術は、今、どこの家庭にもある電子レンジに活かされています。この研究所跡地は川の工事の為に撤去される時に話題になりましたが。県内に、こんな施設があったんだ・・・と、驚きました。

物理を学ぼうと思っている若い人達に、読んでいただきたいシリーズです。

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なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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