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ALMA電波望遠鏡

娘が小学生低学年の頃。「サンタさんに、望遠鏡をお願いする!」と言いだして。望み通り、小さな天体望遠鏡がプレゼントされました。
「何が見たいの?」と聞いたら

「新月の時の、お月さまが、どうなってるのかなぁ~。見てみたいんだよね。」

「・・・・・。」(新月って、あの新月だよね。それは見えんでしょ・・・)

結局、知識の足りなかったサンタさんは、後に調べたら「買ってはいけない粗悪な望遠鏡」の要素しかない天体望遠鏡をプレゼントしたので。なかなか焦点もあわず。月齢の高い月を何回か見た程度で、貧弱な三脚が倒れ、スコープがへし折れ・・・残骸となる悲しい結末でした。

「新月が見たい!」・・・そんなモノ、見えるワケないだろう・・・と思っていたのですが。アチコチの講演会を聞きに行くようになってから、電波望遠鏡なら見える!事を知りました。・・・うん・・・サンタにはちょっと頼むに無理があるが・・・

見えないけれども、見方を変えれば見える世界がある・・・そんな電波望遠鏡の仕組みや歴史が、解りやすく書かれた本を見つけました。

「 ALMA電波望遠鏡 石黒正人 著 ちくまプリマー新書 950円+税 」

「 光では見ることのできなかった遠方宇宙の姿を、高い解析度で映し出す電波望遠鏡群ALMA。物質進化や銀河系、太陽系、生命の起源に迫る壮大な国際天文プロジェクト」と、帯に描かれてました。カラー版で、写真がキレイなのも、嬉しい♪

まずは、「電波望遠鏡」が使う「電波とは?」から、お話が始まり。電波望遠鏡が作られるようになった経過。光で見る銀河と、電波で見る銀河との違い。そして、ALMAのプロジェクトの進行の様子。観測から何が解るのか。技術者の立場から書かれているので、ALMA電波望遠鏡が出来ていく道筋が、よく解りました。著者さんの、電波少年ぶりも、微笑ましかったです。

物理得意ではないので(そもそも履修せず)。見えないモノをイメージする力が、ほぼ皆無な私なのですが(汗)
本を読んでいて、我が家のトイレに貼ってある「ぶつぶつ物質!物理学」の電磁波の波長が書いてあるポスターや。娘がアマチュア無線4級を取った時の本などを見て。なるほど、そう、繋がっているのねぇ~・・・などと。感心しながら見ていました。

宇宙の始まりは、元素すらなく、電子が自由にとび回る世界で。それが冷えて原子核が電子を捉えて元素になった・・・なんて、解らなさ過ぎて、ワクワクします(笑) そして、その元素が繋がって、命の源になり、ずっとずっと。人間にしたら気の遠くなるような時間と空間を経て、今、自分が自分として、ここに在る・・・コトの不思議を、思います。

元素には電子がある訳だから、微量とはいえ電波を発していて。元素が違えば、出る電波も違い。それを調べる事で、そこに何があるかを知る事ができる。微弱すぎる電波を捕らえる為のALMA電波望遠鏡。可視光の望遠鏡や、X線や赤外線などの異なる周波を使いながら、それぞれの利点を活かし、不足を補いあいながら観測を続けているんですね。

望遠鏡や人工衛星・探査機と。様々な方法から、人類の知的財産が増えていきます。ALMAは22か国が参加する一大プロジェクトになっています。天文の世界にある、「地球人」としての視点を。大事にしたいなぁ~・・・なんて思いながら読んでいました。

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Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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