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新星座巡礼

久々に、読み応えのある本を読みました。速読の私にしては、珍しく、2週間もかかってしまいました。

その本が、コチラ⇒「 新星座巡礼 野尻抱影 著 中公文庫 686円+税 」

読み応えがあったのは。文章が長いからではなく。想いを馳せる部分が多く。星座表を見ながら、星の位置を確認しながら、自分の思考の中に浸りながら・・・でしたので。就寝前の一時を、ずいぶん楽しく過ごしていました。

内容は、夜空の88の星座について。その神話や星の種類。名前のついた由来などが、書かれています。日本古来の星の名前を集めた著書もあるそうなので、読んでみたいなぁ~と思いました。

この本の、素晴らしい所は。その豊富な知識量だけでなく。その文章の表現力が見事な事です。

星空の文学としては、宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」が有名で。ページをめくる度に透明で、不確かで、幻想的な世界へといざなわれるのですが。抱影さんの文章は、幻想ではなく。静かで、事実を語っているのに、その描写がとても美しいのです。

この文章の良さを伝える自分のボキャブラリーのなさがもどかしいのですが。

なんでしょう。本を置いて、すぐにでも、夜空を見上げたくなります。二重星の緑と紫の星を、確かめたくなります。特に、オリオン座とシリウスへの思いは。冬の星座が大好きな私にとっては、もう、嬉しくて楽しくなります。

もっと、星を、見上げてみたい。そんな気持ちになります。

最後の随筆の。娘さんが亡くなる前夜。戦火の夜空を見上げた慟哭に近い想いには、息をのむ思いでした。抱影さんが、心奪われた星空への想いと。その対比する想いを考えると。シンとする気持ちになりました。

天文台日記の石田五郎さんが伝記を書いていらっしゃるそうですし。古来の日本での星の名前など。読みたい本が、また増えました。

リンクして頂いてるM氏さんから野尻抱影さんのお名前をお聞きしてから、はや幾年。ようやく読めましたよ~(笑)ご紹介、ありがとうございました。


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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

No title

大変失礼かもしれないんだけど、
「なんちゃってさんがうちの父ちゃん化して行くぅ~♪」
と思って読ませて頂きました(^m^*)

父ちゃんって大の神話好きで、先日職場の広報に「星座とギリシャ神話について」という記事を書いたら、一気に人気急上昇だって喜んでたんですよね(^。^;)
んでもって「大学受験の時も国語の成績が一番良かったから、
俺は文学部に行くべきだったかもしれない」とか言っちゃってるわけe-263

なんちゃってさんも、娘ちゃんを通じて理系の本を沢山読まれるようになって、
「実は私は理系に進むべきだったかも?」なんて思われることがありませんか?e-454

星座関係の書籍って、文系の方にも理系の方にも楽しめる素敵な本が多いですよね♪
私はあまり詳しくないのですが・・・・・「新星座巡礼」読んでみますね(*^_^*)

マミマミさん♪

父ちゃん化してるなら、光栄だわ(笑) 私も文学部に行きたかったんですよ。国語だけは成績良くって。でも、食べれる学部にしちゃったのでねぇ・・・。

理系はねぇ~。残念ながら、カタカナが全然覚えられないの(涙) だから、へぇ~♪って楽しんでいるのが、一番かなぁ~。高校で、早々に私大文系コースにしちゃったので。当時、ちゃんと勉強したら、面白かったんじゃないかなぁ~とは思います。まぁ、今になって、面白いので、良いんですけどね。理系脳ではないなぁ~(笑)

堂々と。趣味(笑)

著者さん。とても博識な方で。この道では御高名な方なのですが。私のような薄ーい天文ファンは、今まで知る機会がなかったので。出会えて良かったです♪ オススメですヨ♪・・・父ちゃんなら、御存じじゃないかな?

No title

 私は山田卓さんの星座博物館シリーズから野尻抱影さんを知りました。もう30年くらい前、「星三百六十五夜」が市立図書館にあっただけでした。元々日本各地での星の呼び名を収集する文化人類学的な仕事(軍事用途にもなった・・・標準語と同じです)をされていただけに、含蓄や味わいは深かったです。当時は殆ど本を読んでいなかったので、貴重な体験でした。
 3-4年前、出先で山田卓さんもさらに4年ほど前に逝去されていた事を知ったのはちょっとしたショックでした。
 ちょっと変わった切り口なら、吉田正太郎さんの本がいいですね。光学をきちんと普及された唯一と言っていい方で、その方面の著作も良いのですが、天文関係の良い入門書を書いておられます。

M氏さん♪

良い方をご紹介いただき、ありがとうございました。じっくり楽しみました♪

絶版になっている本が多いので、モッタイナイですね。図書館で、少しずつ聞いてみようと思います。

言葉がとても重いというか。行間から静かに熱い想いが伝わる文で。その空気感がいいなぁ~と思いました。私はボキャ貧で、うまく伝えられないんですけどねぇ(汗)

山田卓さんは、名古屋市科学館の方だったんですね。山田氏が在任中に愛知に住んでいたので、その時に知っていたら良かったなぁ~。科学館の方は時々行ってましたが。プラネタリウムは当時、見てなかったんです。多分、お金を惜しんで・・・)。悔やまれます。

吉田正太郎さんは、望遠鏡の本をたくさん書いてみえるんですね。また、機会があったら、読んでみますね♪

いつも、ありがとうございます♪

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プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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