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まろ、ん?

本のレビューが続くのは、図書館の返却期限が近い時(笑)源氏物語関連を2冊♪借りてきました。

「大摑 源氏物語 まろ、ん? 小泉吉宏 著 幻冬舎 1300円+税 」

源氏物語を、まさに大摑(おおづかみ)した本です。源氏物語一つの章を、見開き2ページの4コママンガにした物です。主人公の光源氏は、本名ではなくて「光るように美しい源氏(姓)」というコトですので。このマンガでは「マロ」と言ってます。で、キャラクターが栗なんですよ(笑) 可愛いです♪

4コママンガと言っても、字も多いです。が、要約されているのと、可愛らしい絵が手助けをしてくれます。

人物紹介や官位・衣装の事など、当時の時代背景や。家系図や人間関係図などが、所々に挟まれているので、ざっくりと源氏物語の大筋をつかむ事が出来ます。面白いまとめ方だと思いました。

もう一冊は。

「 愛する源氏物語 俵万智 著 文藝春秋 1476円+税 」

俵万智さんと言えば、若かりし頃の「サラダ記念日」が有名な歌人さんですね。娘の誕生日がサラダ記念日だったコトもあり、勝手に親しみを感じています。もっとも、サラダ記念日の時は、流行りに逆行したい気持ちもあって、歌そのものは、そんなに好きではなかったのですが・・・汗。自分も年をとり、俵さんも母になり。気持ちの重なる部分が増えたのか、最近の、子どもさんを詠んだ歌などは、とても好きです。軽やかな口調は変わらないけれど、深くて暖かな歌が増えたような・・・。

そんな俵万智さんが。源氏物語の中の「和歌」に着目されて書かれた一冊です。

なんとなく。源氏物語の訳を読んでいても。和歌のやりとりは、ザッと目を通して飛ばして終わり。歌として鑑賞するだけの能力もなく(汗)。訳を読んで「ふーん」程度で、あまり気にした事もありませんでしたが。

源氏物語中の795首・・・全て、紫式部が、作ったんですよね。その場面の、登場人物になりきって、歌わせてるワケですから・・・コレって、改めて考えると、スゴイ事ですね。

作中の和歌を、意味を解るように言葉を今風に変えて、俵万智さんが詠まれています。並べてあるのをみると。面白い! 

そして、やっぱり。歌の意味が解ってくると。「あれま、この時、こんなコト言ってたのね!!!」と。その章の印象が変わるくらい、歌に意味がある事が解ります。

源氏物語の解釈も、当時の世相を交えながら、バッサリ切ってくれていて。爽快ですね(笑)

私は、万智さんが、好きじゃないと言っている「宇治十帖」の和歌訳と解説が。薫への、万智さんの苛立ちを含めて、面白くて良く判りました。源氏物語は、光源氏が亡くなって以降の話は、あまり興味を持てずに。とりあえず「読破」しただけだったので。逆に、新鮮でした。

それにしても。源氏物語の関係書物は、たくさん出てますネ。読む人の年齢や考え方、その時の世相など。受け取る人が違えば、感想も星の数ほどあって。長い時代を、読み継がれてきた「源氏物語」って、改めて、すごい物語なんだなぁ~と、思います。

瀬戸内寂聴さん。酒井順子さん。俵万智さんの解釈を読んで思うのは。

光源氏カタナシ。女性はいつの世も強く、潔い・・・という事でしょうか(笑)

男性視点からの解釈も、読んでみたいなっと思いました。

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Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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