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平安の気象予報士紫式部

今夜から地域のお祭りが始まります。娘など、朝からソワソワ・・・「部活ね。準備とかあったら、休んでいいらしいよ。」などと口走っていましたが、お役があるワケでなく・・・無視(笑)
中学生は、夜しか参加しないのですが、楽しみにしているようです。

それにしても、暑いですね。毎年恒例の「おでん」を煮ていますが。なんだか、そぐわない気温です。金木犀は、思いがけない暑さが良かったのか?今年は、早くから満開ですが。なんだか、暑すぎて香りが飛んじゃってるみたいです。

例年。お祭りの時はりゅう座流星群と重なる時が多いのですが。今年は日付がズレてまして・・・すっかり観測し忘れました(涙) 10月8日に見えたそうです。子どもの頃、「お祭りの夜に、すごい流れ星で。火の玉を見た!」と、思い出話をする知人がいたので。調べてみたら1985年に、かなりの数の流れ星が観測されたようですね。今年はりゅう座が終わりオリオン座流星群までは、ちょっと日があるので、流れ星は難しいかな。流星群の暦はコチラ⇒国立天文台HP

秋祭りは、金木犀の香りと、おでん(もちろん、静岡おでんなので、黒はんぺん入りです・・・笑)と。宵祭りの帰り道の流れ星。ワクワクしながら、なんとなく、心がシンとするような。秋だからねぇ~(笑)

暦や季節、行事は、ことごとく、大きな繋がりの中にあります。娘の子ども達の時代には「お祭りは、やっぱり、冷やし中華だよね」ってコトになったりしちゃうのかしら・・・心配です。

地球の気候は、時代時代によって、大きく異なっていました。
マンモスのいた氷河期が、イメージとして、真っ先に浮かぶのですが。
1000年前の時代の生活を推測するのに、気候に着目して分析された本を見つけました。

「 平成の気象予報士 紫式部 源氏物語に隠された天気の科学 石井和子 著 講談社+α新書 800円+税 」

題名からして、そそりませんか?(笑)

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著者の石井和子さんは、TBSのアナウンサーで、お天気キャスターをされていた方だそうで。気象予報士の資格が出来た当初に、資格を取られています。

源氏物語・・・紫式部が生きていた時代を、気象の資料などから、分析されているのですが。これが、面白い!です。それまで、空想の中で、物語をアレコレ組み立てて来ていたのですが。「気温」「天気」というキーワード・視点を入れる事によって、「空気感」を想像する事が出来るのです。

平安時代が、グンっと身近に感じられるなぁ~と。読んでいて思いました。

源氏物語の中には、様々な気象状況が、美しい日本語になって記されています。村雨とか、時雨とか。野分。そして、月。十六夜。暁月夜。朧月。有明の月。須磨に流された時の酷い嵐は「寒冷渦」であったのではないか?等々。

雪の降るさま、積もるさま。紫式部が書き残した数々の情景を、当時の京都の気温と地形から推測。現在の状況と合わせて説明されると・・・なるほど、紫式部は、気象についても、本当に細かく細かく観察しているのだなぁ~と。改めて、驚きました。

娘にも、チラチラ見せつつ、読んでいたのですが。

「野分」の段を、気象予報士さん風に現代語訳すると

「野分たちて、にはかに肌寒き夕暮れの程」が。
「台風一過、この秋はじめての本格的な移動性高気圧がやってきた日の夕方のこと、さわやかな乾いた空気におおわれ、昼間は残暑があっても夕方は急に肌寒く・・・」なんて所は。

「なんだか、すごいねぇ~!でも、なんだか、リアルに判るよねぇ~!」と。大喜びで読み合いっこしてました(笑)

闇夜は、今よりも、もっと漆黒の闇で。
月の光は、今よりも、もっと神々しく煌めいていて。
雷も強風も、嵐も。もっと禍々しくて。
夏の暑さや湿気のつらさ。冬の寒さの厳しさ。

平安の時代の空気を。天気の科学から、より深く感じられる一冊でした。秋の夜長に、オススメです♪

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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