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源氏物語の世界

高校生との競技かるたの練習を見学していて。

「いにしえの ならのみやこの やえざくら きょうここのえに においぬるかな」の札の時。
場で試合していた、どのチームも、ものスゴイ速さで大技のように札払い。部屋中、札が舞い散る感じ(ちょっと大げさだけど)になったので。

試合後、娘に聞いてみた。

「いにしえ。エライ事、みんな札を払いまくっていたねぇ~。あれ、なんで?」

と。娘が、あきれ顔で。
「お母さん。もう、いまこいまはの札は読まれた後だから、いにしえは一字決まりになってたんだよ。見てて、わかんないの???」

一字決まりの札は速さ勝負。みな捨て身の取りになるので、札が舞い散ります(汗)

そんなもん・・・わかるか!!!

競技かるたでは、上の句の何文字かが読まれると下の句が確定できる「決まり字」というのがあります。
「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」で始める句は「一字決まり」と言い、初めの一字で下の句が解るのだけど。「いにしえ・いまこ・いまは」は「い」で始まる札が三枚あるので、いにしえだったら二字目、いまこやいまはだったら三文字目まで聞かないと、下の句の確定ができない。でも、もう2枚読まれていたら、残りの「い」で始まる札は一枚しかないので「一字」で取れるようになる・・・のだそうな。

これを、決まり字の変化というのだけど。札が次々と読まれていく中で、この変化を確認しながら、より「速く」動き出すんだそうで・・・。

あたしにゃ、ムリ(涙)

「あ~あ。いつになったら、百枚覚えて、私と戦ってくれるのかねぇ~」

あ・・・期待しないで。ウロ覚えも甚だしいから(涙)

競技かるたは、まったく適正がないけれど(涙)
「アンタねぇ。いにしえの歌はね、伊勢大輔が彰子に使え始めた頃ね。奈良の僧から八重桜が献上されてね。それを受け取る大役を、紫式部が伊勢大輔に譲ってね。その席で歌って、才能を認められたって歌なんよ。」と、ひけらかしてみた(笑)

雑学なら、まだ負けない(笑)

それにしても、紫式部。伊勢大輔を買っていたとはいえ、コレ、成功したもんで良かったけど。もし、失敗したら・・・新人イビリになってたんじゃないの???とか、ふと思っちゃいました。

小倉百人一首は、藤原定家が選者ですが。彼は源氏物語に影響を受け、光源氏のモデルとなった在原業平や源氏物語にゆかりのある歌が多く選ばれています。

百人一首ゆかりの本を、ちょこちょこ読んでいるのですが。知れば知るほど、「平安時代」って、今の時代と恋愛観や常識が違いすぎて、エライこっちゃ・・・と思うのと。そんなに「世の常識」が違うのに。悩みや葛藤、憧れなど。気持ちの揺り動き方の根底が「一緒」「普遍」なのが。歴史や古典を知る中で、しみじみと伝わってきます。平安時代の宮廷の女性達は、一見、きらびやかに見えるけど。自分で自分の人生を選ぶ事は、ほとんどできません。今と比べたら、思いっきり「不条理」な世の中で産まれた文学なのだなぁ~と。

ざっくりした感想で、申し訳ない(汗)

ここの所、続けて読んだ2冊は、源氏物語の中で、紫式部が伝えたかった事や、紫式部その人の事を著書の中から推測し考察した本です。

前置きが長すぎたので・・・本の紹介は、続きにしますね(汗)

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「 痛快!寂聴 源氏塾 瀬戸内寂聴著 集英社 1800円+税 」

源氏物語の訳者としても名高い瀬戸内寂聴さんの解説本です。源氏物語は、様々な人が現代訳していますが。寂聴さんは与謝野晶子さんの訳を読み、その世界に衝撃を受け。円字文子さんが源氏物語を訳していた時に、同じアパートで仕事をしていた・・・という。幼い頃から、源氏物語には造詣が深い方だったそうです。この本には、現代訳をし始めるまでの寂聴さんと源氏物語の出会い。平安時代の出家について。紫式部が源氏物語を書いた背景から始まり、源氏物語の中に出てくる、藤壺の宮・夕顔・六条の御息所・須磨での暮らし・紫の上・浮船について。その場面の背景などが描かれています。

源氏物語は、多分、円字訳を中学生か高校生の頃に読んだのですが。後半、雲隠れ以降は、あまり興味なく。とりあえず読破しただけだったので。解説を読むと、そんなコトが書いてあったのね。とか。歴史背景や恋愛常識を知って読むのと、知らずに読むのでは、読み取り方が違うので。もう一度、読んでみたいなぁ~と思いました。

もう一冊は。負け犬の遠吠えで著名になった酒井順子さん。
飲み出したら怖そうなイメージの酒井さん(お酒は飲めないんだそうで・・・勝手なこちらのイメージ・・・笑)の酒井節が、古典の世界でも炸裂です。

「 紫式部の欲望 酒井順子著 集英社 1300円+税 」

平安時代の恋愛事情や光源氏の所業を、酒井節で、バッサリです(笑) 光源氏にキラキラ目で憧れていたら、イラっとしちゃうかな。リアルに現代社会の社会通念と比べて読むのには、判り易く面白いです。

源氏物語の原文を6年かけて通読し。瀬戸内寂聴さんとも対談をした・・・との事で。最後の「結」の部分は寂聴さんの著書と被ってます。影響を受けての結論なのか、その結論が真実ゆえに解釈が似るのか・・・やっぱり、これは、源氏物語を。自分でも読んで掘り下げてみないと、わからないかな。

好き嫌いは分かれると思いますが。面白かったです。

1000年経って今もなお。語り継がれる源氏物語の世界。「文学」の力って、すごいですね。

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

No title

うお~。すごい。競技かるただ!(笑)。
私は『ちはやふる』で初めて一字決まりを知ったのですが、やはり覚えているんですね、娘さん。
しかももともと一字決まりでない物が一字決まりになる訳ですから、そうとうの記憶力と集中力が必要ですね。

源氏物語。
私は桐壷&桐壷帝が一番好きです(笑)。

光る君は父帝を裏切ったくせに、女三宮&柏木カップルにすごい怒って『なんて勝手な奴!』と思い嫌いになりました(爆)。

また古典、読み直してみたくなりました。

Hopeさん♪

ちょっとは「競技かるたらしく」なってきたかねぇ・・・。決まり字の変化は、ついていける部分と、ダメなモノもあり。まだまだみたいですよ。最近は、2試合・3試合と取ると、忘れたつもりでも前の試合の札の位置と混同するみたいで、ダメみたいです。なかなか、忘れるのも、大変みたいです。

光源氏。おいおいって、突っ込みどころ満載ですよね(笑) 酒井さんがバッサリ叱って?くれてますので、そちらの本もオススメかも(笑)

背景を知ると、ますます、面白いです。こちらも奥が深いですね♪

Secre

プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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