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宇宙からの帰還

宇宙飛行士野口総一郎さんが、その著書の中で。
「高校生の時に、この本を読んで、宇宙飛行士になろうと決意したのだけど。今、、読み返してみて、どうしてこの本を読んで、そう思ったのか不思議」的なコトを言っていたので。(すみません。ウロ覚えなので、多分、こんな感じ)

気になって読んでみました。

「 宇宙からの帰還 立花隆 中央公論社 1200円 」
昭和58年初版ですから、かれこれ30年も前の本になりますね。図書館でも保存書庫に入っていたのを、引っ張り出してもらいました。文庫本も出ているそうです。

「 宇宙飛行士が宇宙に行き、それをきっかけに、どう変わったか(変わらなかったか)。何を思ったか。宇宙を飛んだ後に、どんな人生を歩んだか 」と言うテーマで書かれています。

宇宙飛行士に選抜されるまでの経過。その後、政治家や実業家、宗教家になった人もいれば、精神を病んでしまった人もいる。特に、初期の頃の宇宙飛行士は、軍のパイロット出身者が多く。アメリカという国や、その人それぞれの宗教観・人生観の変化なども、興味深く読みました。

うん。確かに。コレを読んで、宇宙飛行士になろうと思った野口さんは、その段階で、すごいと思う。

シャトルの事故で、打ち上げや帰還が危険なのは、周知のコトだと思うけど。まず、この本のショッパナで。真空世界で気圧がない「宇宙空間」とはどんな世界か・・・が淡々と語られています。

気圧が低いと、酸素がいくらあっても、身体に取り込めない。
気圧が低いと、沸点が下がる。

「宇宙空間で死んだ宇宙飛行士はいない。いずれは事故もおきるだろうが、宇宙飛行士の一番ポピュラーな死に方は、この体液沸騰による破裂死だろう。」いや、凍るのが先か?なんても書いてある。

・・・船外活動やら月面着陸やらの話は、本当に「死」の世界で「生きている」状態なんだな・・・と。息がつまるような気持ちになりました。

そんな中を生き抜いて帰還した宇宙飛行士。「死」の世界から「地球」を見て。
「地球」への帰属意識が、とても高まった様子や。その後の精神の変化や影響などが描かれています。

星出宇宙飛行士が、船外活動をした時に。アームの先端に立ち、ISSよりも前方で、遮るものがない闇の中で見た「地球」の光景が、一番、忘れられないと言っていましたが。

想像するだけでも。それは、すごい体験なんだなぁ~と思います。行った人にしか、わからないよなぁ・・・。

いろんなリスクを知り。それでもなお、高校生だった頃の野口さんは、「宇宙に行って、自分の目や感覚で確かめたい!」って、思ったんだろうな。

ISSが出来て。宇宙実験室としての機能が多くなった今。また、少し、感覚は違ってきていると思うのですが。

「死の世界から見た、生きている地球」という感覚を。宇宙飛行士さんの目を通して、感じさせてくれる一冊でした。面白かったです♪

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ジャンル : 本・雑誌

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宇宙って怖いところだなって思っちゃいました(^_^;)
体液沸騰による破裂死もしくは凍死‥
その本を読んで、自分の目で見てみたいと思うなんて、確かにすごいです。。。
色んな偶然が重なって、地球は生命が存在出来るんですよね。
普段は考えもしませんが、こういう話を聞くと、今ここにいるのって奇跡的なことだなって思います。
>「死の世界から見た、生きている地球」という感覚
インパクトのある言葉ですね。グッときました。

なんちゃってさんが1日に書いていた「311星空プロジェクト」、私も参加しようと思います。
周りの人にも知って欲しいなと思っていたのですが‥
遅ればせながら、トラックバックさせていただいても良いですか?

わかなさん♪

宇宙の中の地球とか。自分の存在意味とか。神様とか。そして、現世のよしなごと。宇宙飛行士さんを追いながら、いろいろと感じる事が多かった本でした。

本当に。今、ここにいる事が、奇跡ですよね♪

311星空プロジェクト♪ トラックバック、OKですよ~♪ 
できる事から、一つずつ。積み重ねていけるといいですね♪



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プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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