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視点

芥川賞・直木賞が決まりましたね。ちょうど恩田陸さんの作品を借りてきたばかりだったので、ニュースで盛り上がりました・・・って、まだ、読んでいないんです。居間に置いてあるので、娘と交代しながら読む予定です。舞台が浜松だそうで、それも、なんとなく嬉しくて楽しみです。

娘オススメで、前回の直木賞候補作、「 ポイズンドーター・ホーリーマザー 湊かなえ 著 1400円+税 光文社 」 を読んでみました。

帯がすごいですね。「私はあなたの奴隷じゃない!」 湊ワールドをフツフツと予感させる煽り(汗)

6つの短編です。最後の二つが題名と同じ短編で、ペアになっています。

メインが毒親?毒娘?のお話だったので、「お母さん、考えてよ!」とでも思って勧められたのかと思ったのですが。読み終わって、アレコレ話をしていたら、その物語ではなくて、2作目の「ベストフレンド」という短編が面白かったらしく、その話をしたかったんだそうです。ミステリーとしての「作り」が、最後、「あ!」っとなって面白かったのと。「友達」のあり方・・・みたいな所が、共感できたんだそうです。3作目の「罪深き女」も、語る人によって、同じ真実が、ガラリ!と違う話になる所が、とても面白かった。話の内容ウンヌンよりも、コチラ側から見た「気持ちや事実」と、相手側から見ている「気持ちや事実」が、「事実」はリンクしているのだけれども、その人にとって、「全く異なる」・・・そう言われりゃ、そうだよね・・・でも、言われてみないと。こうやって、描かれてみないと。それって、気づかないし忘れちゃうよね。

人って、「自分」っていう「枠」の中で、生きてるよね。

そういえば。私は大学から地元を離れていて。結婚や、あばれはっちゃく(ダンナ)の転勤などで、また地元に戻ってきて。母校に娘が通った訳だけど、同級生の友達の子どもさんと一緒になる機会が多くなり。そこで、初めて、かつての「同級生」と再会し、昔の話をしたりしたんだけど・・・。ホントに、「記憶が違う」って言うか・・・。自分はさほど、仲良くしてなかったと思ってても、その子にとったら「仲良し」だったり。逆に、自分では友達だと思っていたのに、相手は、それほど覚えてなかったり。クラスの様子や出来事など、昔話をすると、「へええええ???」「あれれれれ???」って、思う事がいろいろあって。自分の中でも、相手の中でも、「記憶」の「変換」もあったりして・・・すごく不思議な気持ちになった事を、思いだしました。

毒親?の物語については。「コレは、娘で読むのと、親になって読むのでは、ダイブ印象が違うだろうなぁ~。」って。娘とも話してました。娘の立場で読めば解る部分もあり、親の立場で読むと、それは違うって思ったり。でも、多かれ少なかれ、「親子」の間で繰り広げられる「葛藤」であったり、「親離れ」「子離れ」の過程で起こる「普遍的」な感情が、ちょっと極端?な事例で書かれてるんだろうな・・・と、思いました。

ちょっと思ったのは。

過去に、「アダルトチルドレン」が流行った時には、「自分はアダルトチルドレンだ!」と言い張ったり。「ピーターパン(ウエンディ)・シンドローム」とか、「アスペルガー症候群」とか。精神や心理に関するような言葉や状態が話題になると、その「言葉」に踊らされて、不安に思ってしまう人が一定数出てきてしまう。いろいろと調べたり、診断をしてみて、そうではない・・・と言っても、納得してくれないんだよね。・・・と、知り合いの精神科医さんがぼやいていたのを、最後の話で思い出しながら読んでいました。「こりゃ、毒親だわ・・・」「こりゃ、子の甘えだわ・・・」

とどのつまり。「真実」は、どこにあるのでしょうね。

湊さんの作品らしく、読後感はスッキリしないので。ちょっと気持ちに余裕がある時に読むのが、オススメです(笑)
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プロフィール

なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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