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冷泉家800年の「守る力」

「すごいよぉ~!国語の授業で、五色百人一首、やったんだよ~♪」と。娘が大喜びで帰宅。

「でもね。みんなは初心者だから、私はハンデつけてやったんだけどね。勝ち過ぎちゃ可哀そうなんで、様子見ながら取ってたんだけど、嵐吹く(好きな歌らしい)だけは取らせんかった!面白かった~!」

・・・あくまで上から目線・・・

のんびりダンシ君相手では、まったく物足りなかったようで。ストレス解消とばかりに、家で、久々に札を払ってました(汗)

古文の導入の一環で、たった1時間だけでしたが、大いに盛り上がったようです。

百人一首の選者と言えば、藤原定家。冷泉家は、定家の孫の為相が、冷泉通りに居を構えていた事から「冷泉家」となり、現在まで25代続いています。そう言えば、歴史や古文関連の資料で「冷泉家時雨亭文庫所有」とか、名前を度々見かけていたのですが。恥ずかしながら、初めて定家の子孫なのだと知りました(汗)

当時、貴族は藤原さんばかりだったので、居住する場所で名前をつけたんですね。

貴重な資料を、戦乱などの時代の流れから、守り続けてきたのが「冷泉家」。その24代の長女で、現在の当主の奥さまである方が、書かれた本を読みました。

「 冷泉家 800年の 「守る力」 冷泉貴実子 著 集英社新書 700円+税 」

為相から25代ですが、その上には定家や俊成、また、その上には、藤原道長がいるのですから。ざっと1000年の歴史がある冷泉家。藤原俊成は「歌聖」と言われ、定家も高名な歌人。その二人を「神さま」とし、子孫達は二人の遺した数々の書物を、守り続けてきました。

・・・そうだよなぁ~。何気に資料として、写真とかで見てるけど。その時代から守り、受け継ぐ人がいなければ、無くなっていた物なんだよなぁ~・・・そんな風に思って、読みました。

冒頭の章で。藤原定家が、自らの日記、明月記の中で。当時から100年程前のかに座の超新星爆発の情報を書いていて。京都のアマチュア天文学者が、その記事を発表し。オランダの天文学者、ヤン・オールト博士が提唱していた超新星爆発の理論と合致した・・・という。定家の筆マメと。天文学の世界が繋がり、オールト博士が原書を見に来られたエピソードが面白かったです。

パズルが組み合わさるみたいに。いろんな分野の専門家の情報が、ピタリと合う事が、あるんだなぁ~。

俊成さんや定家さんのような「天才」は、そう、めったに出るものではない。冷泉家は、自分達は二人と違って平凡だ(レベルの高い話ですけど・・・汗)、足るを知り、「相変わらず」が結構な事と、守り伝えて来た・・・というお話は。京都の歴史って、やっぱり独特の凄みのような物があるんだなぁ~と。そんな風に感じました。

日本人は、月は愛しても、星は見なかったのか。陰陽師などの天文学者に委ねられていたのか。あまり社会として馴染みがなかったのか・・・とも推測されてました。宮中やお公家さんの世界では、あまり星は重く用いられなかったので、記録として残らなかったのかな・・・とか、私は思ったんですけどね。

でも、モンゴルの人達も。満点の星空を見ない・・・と聞いた事があるので。身近すぎて、見なかったのかもしれないですね。

古い星の話を、調べてみたくなりました。

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アイソン彗星、29日、太陽の近日点を通過中! SOHOで見ると-2等級程で、どんどん増光するのだそうな。さてさて。なんとか、消滅しないで持ちこたえて、大きな尾をひいてくれるかしら???一人、ワクワク妄想中です(笑)

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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なんちゃって

Author:なんちゃって
震災・福島原発事故をきっかけに、娘と一緒に電気(電池)について学んできました。娘が高校生になったので子育て一段落。私の趣味?のサイエンス系の読書日記や雑感を書いていきたいと思います。一歩ずつ。ぼちぼち。

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